■デュオ・マックスウェル■

長髪を一つのおさげに結っている少年。自称何でも屋。それこそ、殺しから、買い物まで何でも引き受ける。その世界では彼の名を知らぬ者が、居ないほどの腕だという。ヒイロとは古くからの腐れ縁で、何度か共に仕事をした事もあるらしい。彼の性格は一見、社交的で親しみやすい印象を受けるがその実、彼を敵にまわして生きて帰ってきた者は居ないと言う。ナイフや毒薬を良く使う事が知られている。そんな彼を人は『死神』と呼ぶ。笑みを浮かべながら死を運ぶ彼が主にその身を置く場所は、皮肉にも全世界の街のどこにでもある教会である。彼はその協会のネットワークを存分に使い仕事をこなしていく。そして、常に仕事で全世界を移動している彼は世界中に知り合いが居る。ウィナー家のカトルとは、仕事を抜きにして、付き合いがある。『OZ』国に来た際には必ずウィナー家に寄るほどだ。今回もそんな彼からの依頼だからこそわざわざ遠方からやって来た。それだというのに、彼の護衛の対象であったリリーナを、ある朝突然、ヒイロに連れて行かれたらしい。彼が目覚めたときには既に彼らが出発した後だったのだ。しかしだからと言って、未だにカトルから今回の仕事の中止を言われていない為に、デュオは一人どこに向かっているのかも分からない彼らを追う羽目になっている。そんな彼の全身には魔導の力を強めるための刺青が彫られている。

現在は勝手にリリーナを連れた上、自分を置いていったヒイロを一発殴るために2人を追っている。勿論、旅費出張費はデュオ持ちだ。








































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